ThinkPadには多くの種類がありますが、今回紹介するEシリーズは値段を抑えたい方にピッタリのシリーズです。
値段が安いってことは
- 性能が低いの?
- できない作業はあるの?
なんて、悩んでしまう人も多いと思います。
そこで今回は一つ一つの機種を、できるだけ詳しく紹介したいと思います。
機種ごとの詳細を見たい方はこちらから。
下の画像のように、見やすくまとめてあります。
他のシリーズとの違いも紹介しますので、ぜひチェックしてみてください!
自分の使い方にピッタリの機種を見つけて、快適に使用しましょう!
ThinkPadとは
ThinkPadはパソコンを一日中使う人から、絶大な人気があります。
人気の理由は『どこでも使いやすいパソコン』だからです。
ThinkPadは
- 打ちやすいキーボード
- トラックポイントがあるので、マウスがなくても十分作業できる
となど、嬉しい特徴が多くあります。
さらに頑丈なのもThinkPadの大きな特徴。
厳しい環境でも使い続けられるように、色々なテストが試されています。
ThinkPad Eシリーズについて
選べる画面サイズ
Eシリーズでは持ち運びよりも、使いやすさを重視したサイズが揃っています。
- 14インチ
- 15.6インチ
この2つのサイズを、Eシリーズでは選ぶことができます。
比較的大きいサイズの画面なので、画面を2つにして作業もできます。
- 画面半分で調べ物をしながら、もう片方でエクセルなどにまとめる。
- 資料を見ながらテレビ電話をする。
こんな使い方も、快適に行うことができます。
また15.6インチになると、キーボードにテンキーが付きさらに文字入力が便利になります。
機種名の読み方
ThinkPadを買うときは、バージョンをよく見ましょう。
バージョンが低い=古い機種ということです。
具体的には
- スペックが低くなる
- 本体が重くなる
などバージョンが低いとデメリットが多くなります。
ただし型落ちバージョンの機種は、安売りでお得に買える場合もあります。
14インチの場合
14インチの機種が欲しい場合は、機種名の2もしくは3桁目に「4」が入っている機種を選びましょう。
具体的には
E14 Gen2 (第11世代インテル)
E495
が、14インチです。
また機種名の数字が上がるにつれて、新しいバージョンの機種になります。
バージョンが上がると本体が軽くなったり、バッテリー性能が上がったりします。
・・・E14 Gen3 ← E14 Gen2 ← E14 ← E490(495) ← E480(485)…
というように、数字が大きくなるほどバージョンが上がります。
15.6インチの場合
15.6インチの機種が欲しい場合は、機種名の2もしくは3桁目に「5」が入っている機種を選びましょう。
具体的には
E15 Gen2 (第11世代インテル)
E595 (AMD)
が、15.6インチです。
他の機種と同じく機種名の数字が上がるにつれて、新しいバージョンの機種になります。
バージョンが上がると本体が軽くなったり、バッテリー性能が上がったりします。
・・・E15 Gen3 ← E15 Gen2 ← E15 ← E590(595) ← E580(585)…
というように、数字が大きくなるほどバージョンが上がります。
バージョンにより値段が違う
できるだけ安く買いたいという方は、低いバージョンもしっかりとチェックしてみましょう。
新しいバージョンが発売されると、それまでのバージョンの機種が驚くほど安く売られることがあるからです。
同じ性能でもGen3よりもGen2。Gen2よりもそれ以前のバージョンが安くなっている傾向があります。
スペックについて
値ごろな価格で買えるEシリーズですが、心配になるのは
- 壊れやすいの?
- 性能が低いの?
と、思う方もいますよね。
そんな事はありません。
ThinkPadは全シリーズで米軍テスト(MILテスト)が行われています。
さらにカスタマイズ次第では、性能を十分高くすることも。
最新のCPUを搭載したり、SSDとHDDのデュアルストレージにすることもできますよ。
カスタマイズについては下の方で詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。
選べるCPUの種類
機種を選ぶときはまずCPUの種類から決めると、あなたにぴったりなパソコンを選ぶことができます。
CPUは大きく分けると2種類です。
- intel(インテル)製
- AMD製
機種名に書いてあるので、作業内容にあった性能のCPUを選びましょう。
ThinkPad E15 Gen2(第11世代インテル)
ThinkPad E14 Gen3(AMD)
ちなみにどちらを選べばいいか迷う方は、intel(インテル)製をがおすすめ。
intel(インテル)製のCPUはコアシリーズ(i5やi7など)が有名で、世界中の多くのパソコンに使われています。
多くの日本の国産メーカーでも、このintel(インテル)製のCPUを採用しています。
ちなみにどちらのメーカーのCPUもできることはほとんど同じで、文章作成やネットを見るなどの用途の場合、違いはあまり感じられません。
堅牢性について
丈夫で壊れにくいのも、ThinkPadの大きな特徴です。
そのため多くのビジネスマンやNASA(アメリカ航空宇宙局)などでも多く使われています。
60℃を以上にもなる砂漠や、ジメジメしたジャングル。
ThinkPadはそんな場所でも、使い続けることができる堅牢性になっています。
もちろん値ごろなEシリーズでも、高い堅牢性があります。
打ちやすいキーボード
ThinkPadを使っている人がパソコンを買い換える場合、またThinkPadを買う人が多くいます。
理由として多くの人が語るのは「キーボードが打ちやすい」から。
ThinkPadのキーボードは、湾曲していて指の平にフィットします。
さらにしっかりとした押し込み感があり、リズムよくキーボードを操作することができます。
そのためキーの入力間違いも減り、とても生産性が上がる場合も。
だだし注意点が一つあり、14インチにはテンキーが付いていないので気をつけましょう。
LTEは非対応
外出先でスマホのようにパソコンを使いたい方は、Eシリーズを選ぶのはやめましょう。
理由はカスタマイズでも、LTEに対応させることができないからです。
LTEを使いたいならX1・XシリーズやTシリーズを選ぶ必要が。
SIMを別で契約する必要がありますが、場所を選ばずにネットを使うことが可能です。
保証について
レノボ製品(ThinkPadを含む)を飼った場合、1年の基本保証が付きます。(一部機種では3年)
- もっと長い保証をつけたい
- グレードの高い保証(プレミアサポート)をつけたい
という方は、有料で申し込むことも可能。
プレミアサポートは24時間サポートしてくれるので、夜中にパソコンが壊れたというときでも安心です。
故障したとき
パソコンが壊れてしまったというときに、修理を依頼する方法は2つあります。
- レノボ公式サイトから申し込む
- 電話で申し込む
保証の申込方法については、また別の記事で紹介したいと思います。
ThinkPad Eシリーズのラインナップ
ThinkPad Eシリーズで選べる画面サイズ
Eシリーズで選べるサイズは2つです。
- 14インチ
- 15.6インチ
バージョンの読み方なども、詳しく紹介したいと思います。
バージョンの読み方(14インチの場合)
Eシリーズの14インチを購入するときは、バージョンをしっかりと確認しましょう。
バージョンが低いとバッテリー性能が下がったり、スペックが低かったりします。
ちなみにバージョンが高い=新しい機種です。
バージョンは機種名を見るとわかるので、上の表をしっかりと見て確認するようにしましょう。
14インチ
ThinkPad E14 Gen3(AMD)
AMD製のCPUが使われてます。Eシリーズにしてはベゼルも狭く、スッキリとした印象に。バッテリー駆動時間が長くなっていますが、その分バッテリーが大きくなり重さが増えています。
発売日 | 2021/06/08 |
メモリ | 1ボード+1スロット |
重さ | 1654g〜 |
バッテリー | 約17.7時間 |
レビューやさらに詳しい情報は【ThinkPad E14-AMDをレビュー】おすすめできる?!性能・スペック・口コミを徹底解説をご覧ください。
ThinkPad E14 Gen2(第11世代インテル)
売れ筋TOP5に多くランクインされている人気機種です。性能のわりに価格が安いので、初めての方にもおすすめです。インターフェイスが少なめなので注意。
発売日 | 2021/11/10 |
メモリ | 最大32GB |
重さ | 1590g〜 |
バッテリー | 約12.6時間 |
レビューやさらに詳しい情報は【ThinkPad E14-インテルをレビュー】おすすめできる?!性能・スペック・口コミを徹底解説をご覧ください。
ThinkPad E14 (第10世代インテル)
約6万円ほどから買えるこの機種は、ネットや文章作成をするには十分な性能を持っています。ゲームなどをするには物足りないですが、安く済ませたい方にはおすすめの機種。
発売日 | 2019/06/08 |
メモリ | 1スロット |
重さ | 1730g〜 |
バッテリー | 約12.6時間 |
レビューやさらに詳しい情報は【ThinkPad E14をレビュー】おすすめできる?!性能・スペック・口コミを徹底解説をご覧ください。
ThinkPad E14 Gen2(AMD)
AMD Ryzenシリーズが選べるE14 Gen2(AMD)。マイクロソフトオフィスのソフトを付けても10万円以下で買ることも。前のモデルよりもバッテリー性能が高くなっています。
発売日 | 2020/06/09 |
メモリ | 最大24GB |
重さ | 1590g〜 |
バッテリー | 約14.8時間 |
レビューやさらに詳しい情報は【ThinkPad E14-AMDをレビュー】おすすめできる?!性能・スペック・口コミを徹底解説をご覧ください。
バージョンの読み方(15インチの場合)
Eシリーズの15インチを購入するときは、バージョンをしっかりと確認しましょう。
バージョンが低いとバッテリー性能が下がったり、スペックが低かったりします。
ちなみにバージョンが高い=新しい機種です。
バージョンは機種名を見るとわかるので、上の表をしっかりと見て確認するようにしましょう。
15.6インチ
ThinkPad E15 Gen3(AMD)
「値段の割に質感もよく、満足できる製品。」そんなレビューがぴったりです。セールのときにはびっくりするような値段で買えることも。メモリはオンボード。
発売日 | 2020/06/08 |
メモリ | 最大16GB |
重さ | 1590g〜 |
バッテリー | 約14.8時間 |
レビューやさらに詳しい情報は【ThinkPad E15-AMDをレビュー】おすすめできる?!性能・スペック・口コミを徹底解説をご覧ください。
ThinkPad E15 Gen2(第11世代インテル)
メモリが最大で32GBに増やせるなど、高い性能にカスタマイズすることもできます。キーボードにテンキーがついているので、数字の入力が楽です。
発売日 | 2020/11/10 |
メモリ | 最大32GB |
重さ | 1700g〜 |
バッテリー | 約12.1時間 |
レビューやさらに詳しい情報は【ThinkPad E15レビュー】おすすめできる?!性能・スペック・口コミを徹底解説をご覧ください。
ThinkPad E15 Gen2 (AMD)
バッテリー性能が前のモデルよりも高くなっています。1700gと本体がずっしりしているので、固定もしくは多少の移動のみで使う方におすすめ。
発売日 | 2020/06/09 |
メモリ | 最大24GB |
重さ | 1700g〜 |
バッテリー | 約14.8時間 |
レビューやさらに詳しい情報は【ThinkPad E15-AMDレビュー】おすすめできる?!性能・スペック・口コミを徹底解説をご覧ください。
ThinkPad E15(第10世代インテル)
少し前のモデルになりますが、キャンペーンによってはかなり安く買うことも可能。本体が重いので、注意。
発売日 | 2019/11/12 |
メモリ | 1スロット |
重さ | 1900g〜 |
バッテリー | 約12.6時間 |
レビューやさらに詳しい情報は【ThinkPad E15をレビュー】おすすめできる?!性能・スペック・口コミを徹底解説をご覧ください。
カスタマイズについて
【注意!】カスタマイズできない場合も?!
カスタマイズするときの注意点が1つあります。
これを勘違いすると、カスタマイズできません。
ThinkPadは基本的にBTO(カスタマイズ)できますが、中にはできない機種もあります。
カスタマイズできるかは購入ボタンを見るとわかります。
カートに入れてカスタマイズ | カートに入れる | |
カスタマイズ | ◯ | ✕ |
納期 | 遅い | 早い |
『カートに入れる』となっている機種は、もうすでに大量生産されたパソコンです。
そのため在庫があれば直ぐに発送されますが、カスタマイズできません。
どちらにもメリット・デメリットがありますが、自分好みにカスタマイズしたい場合は「カートに入れてカスタマイズ」を選びましょう。
納期についてはなぜThinkPadは納期が遅い!?早くする方法を大公開!をご覧ください。
CPUは機種名に
ThinkPadを選ぶときは、まずCPUから選ぶようにしましょう。
理由はカスタマイズで、CPUを変更することができないからです。
ThinkPadを選ぶときに、機種の名前のところに書いてあるので間違わないようにしましょう。
CPU以外のカスタマイズは、機種選択後に行うことができます。
オンボードメモリの場合はあとからメモリ変更は無理
機種によりメモリがオンボードの場合があります。
オンボードの場合、あとから容量を増やしたり自分でメモリを交換することができません。
ほしい機種がオンボードかどうかは、こちらから機種を選んで機種詳細を確認しましょう。
HDDよりもSSDがおすすめ
ストレージ(データを保存するところ)はSSDを選ぶと、快適にパソコンを使うことができます。
SSDのほうが圧倒的に、パソコンの起動時間などが早くなるからです。
HDDよりも値段が高くなりますが、最近は高性能なSSDが主流になっています。
アダプターは65wに
アダプターを選ぶときは、カスタマイズで65wを選ぶようにしましょう。
45wでは急速充電できないからです。
せっかく急速充電に対応した機種でも、アダプターが原因で急速充電できないのはもったいないです。
価格も1000円くらいしか違わないので、ここは65wを選択しましょう。
安く買う方法
クーポンを上手に使う
ThinkPadを含めたレノボ製品を買うときは、クーポンを上手に使うようにしましょう。
クーポンによっては数万円の違いがあるのも、結構あります。
- メルマガクーポン
- 限定クーポン
など色々あるので、事前にしっかりと確認しましょう。
クーポンについては非公開: 【特別】Lenovo(レノボ)のクーポンが、さらに大幅に割引されたクーポンを紹介!で、詳しく紹介しています。
メルマガ登録は必須
また、購入する前にレノボのメルマガに登録もお忘れずに。
簡単にお得なクーポンをもらうことができますよ。
購入後の解約も簡単です。
Amazonや楽天ではぽいんとがもらえる
Amazonや楽天でもThinkPadを買うことができます。
しかしデメリットも。
それはカスタマイズできないこと。
カスタマイズ(BTO)で自分の好みのスペックに変更できるのがThinkPadの大きな特徴ですが、そのメリットがAmazonや楽天で買う場合なくなってしまいます。
購入方法についてはThinkPadを購入する方法4つ紹介!あなたにおすすめは?で詳しく紹介しています。
ThinkPad Eシリーズのまとめ
ここまでThinkPadのEシリーズについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
学生の方は「学割」を使うこともできるので、ぜひお得にThinkPadを手に入れましょう。
学割については【Lenovo】学割がおすすめ!学生はThinkPadが○○%off!で紹介しています。
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